ビットコインの最適な手数料の計算方法と送金が遅い時の確認方法

最近ビットコイン送金手数料が非常に高くなっています。

取引が非常に増えたため、送金が追いつかなくなり遅延が起こっています。
Segwitが導入されたにもかかわらずウォレットや取引所での対応が遅れていることも原因です。

最適手数料の計算は通常ウォレットで計算してくれるのですが、精度の悪いものも見受けられます。

送金したけれど非常に時間がかかってなかなか着金しないなどの時に、自分が支払った手数料に対してどれぐらいの時間がかかるのか、おおよその目安がわかればいいですよね。

こちらではビットコイン手数料と送金時間の関係最適な手数料の計算方法について解説したいと思います。

・手数料の決定要因

ビットコインの取引手数料は取引を承認するマイナーに支払われます。
マイナーは当然ですが報酬が多くもらえる取引、すなわち手数料の高いものを優先して処理します。
ですので手数料が高くなると承認時間が早くなり、送金が早くなります。

しかし意味なく手数料を高くしても仕方ありません。

手数料の決定要因は主に2つあります。

取引量が増え、ビットコインネットワークが混むと手数料が安いと後回しにされるため、手数料を高く設定する必要が出てきます。

また手数料は送金額の大きさではなく、トランザクションサイズによって変わります。
サイズが大きければ高い手数料設定が必要になります。5BTCでも1BTCでもサイズが同じであれば通信コストは同じになるので手数料は同じになります。

・トランザクションサイズについて

トランザクションサイズはinputとoutputの数に依存します。

以下はブロックチェーンエクスプローラによって確認できる取引履歴です。

(参考:ビットコインの取引履歴を確認できるブロックエクスプローラー

このケースは左側(input)が1、右側(output)が2になります。
このinputとoutputの数が大きければデータサイズが大きくなります。

inputの中には署名データが入っており、署名は作成するまでサイズがわかりませんし、ウォレットにトランザクションサイズの表示はありませんので、送金後ブロックエクスプローラの右上の表示で初めてサイズが確認できます。

典型的なものはこのようにinput1、output2のものなので約226byteとなりますが、inputとoutputの数は取引によって違うので、実際は送金してからここを確認しないとわかりません。

Segwitに対応したアドレスではデータ量の60%以上を占めるinput内にある署名データがinputの外側に分離され、容量を節約することが出来ます。
従って手数料は少なく済むようになります。

2017年11月現在ではまだ取引のほとんどが1から始まるアドレスで3から始まるSegwit対応の取引が少ないためネットワークも込み合っていると思われます。
早くいろんなところがSegwitに対応してくれればかなり混雑も緩和されると思います。

現在はハードウェアウォレットのLedgerやTrezorはSegwit対応していますので、手数料を安くしたいならこれらのウォレットを使用するのがおすすめです。

・ビットコインの最適な手数料の計算方法

以下のサイトでは手数料に対してどれぐらいの時間で承認されるのかがリアルタイムでわかります。

https://bitcoinfees.earn.com/

一番左側手数料でデフォルトの単位はSatoshisになっています。
左上のところで単位は変更できます。

1BTC
=1000 mBTC
=1000000 Bits
=100000000 Satoshis

となります。

一番右側送金時間です。
単位は分なので、一番上だと30~1080分という意味です。
もちろん手数料が少ないほど送金時間がかかるということがわかります。

カーソルを合わせると上から赤、黃、緑になると思います。
緑になる一番上のところが最も送金時間が短くなる最適の手数料となります。

この場合は761~770Satoshisの手数料で0~30分の送金時間ということです。その下はすべて0~30となっているので、これ以上手数料を払っても早くはならないことを意味しています。但しこの手数料は1byteあたりの手数料になります。実際のトランザクションサイズがいくらになるかは送金前にはわかりません。

グラフのすぐ下には推奨手数料の目安が書いてあります。

この場合770Satoshis/byteで典型的なトランザクションサイズ226byteの場合174020Satoshisの手数料になりますということです。
実際のトランザクションサイズが事前にわからないのでどうしようもないですが、226byteよりも大きくなることが多いです。

以下のサイトはトランザクションサイズの平均がリアルタイムで見れるサイトです。

https://tradeblock.com/bitcoin/historical/1d-f-tsize_per_avg-01101

この時は平均450byte程度でした。
ただこれも平均なので実際はわからないということです。
なのでおおまかな目安として下さい。

通常はここまで手数料を払う必要はないので、急ぎでない場合は一番右の数字が2,3時間以内を目安に手数料を計算すればよいでしょう。

また、送金が遅れていてなかなか着金しない場合は、ブロックエクスプローラでサイズを調べて、自分の支払った手数料を元におおよその着金時間が計算できると思います。

支払った手数料/サイズ = 1byteあたりの手数料

なのでグラフのどこにあたるかを見ればおおよその時間はわかるでしょう。

但し他の要因もあるため完全に正確なものではありませんので、目安と考えて下さいね。

・まとめ

ビットコインの手数料の決定要因最適な手数料の計算方法を解説しました。
また遅延が起きている場合、自分の支払った手数料からどれぐらいの時間がかかるのか、おおよその目安がわかる方法も解説しました。

ウォレットによっては異常に高い手数料設定になっていることがあります。疑問に感じた場合はこの方法で一度確認してみてください。
高すぎた場合は手動で手数料を設定されるとよいでしょう。

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